2023.06.30
食中毒にご注意を!
今年に入って6月29日までに県内で発生した食中毒は3件26人。県健康危機管理課は「例年7月から細菌性の食中毒が増える」と警鐘を鳴らしています。
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食中毒防止の3原則:細菌を「付けない」「増やさない」「やっつける」
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食中毒は、その原因となる細菌やウイルスが食べ物に付着し、体内へ侵入することによって発生します。食中毒を防ぐためには、細菌の場合は、
▶細菌を食べ物に「付けない」
▶食べ物に付着した細菌を「増やさない」
▶食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」
という3つのことが原則となります。
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■家庭でできる食中毒予防の6つのポイント
食中毒防止の3原則をふまえて、家庭でできる食中毒予防をポイント毎に、①食品の購入 ②家庭での保存 ③下準備 ④調理 ⑤食事 ⑥残った食品 …に分けてまとめてみました。
(⇩厚生労働省HP参照)
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■飲食店等でのテイクアウトについて
デリバリーは、お店で食事する時と異なり、調理から食べるまでの時間が長くなります。
食べるまでに時間がかかりすぎると、その間に食中毒菌が増殖する危険がありますので、次の点に気をつけましょう。
○ 食べる前には、手を洗いましょう
○ 配達されたら、すぐ食べましょう
○ 常温放置は危険です
○ 一回で食べきれる量を注文しましょう
○ 食べ残しは廃棄しましょう
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暑い日が続くこの時期は、細菌が増殖しやすい状況が続くことが予想され、細菌性食中毒の発生が危惧されます。食中毒防止の3原則、食中毒予防の6つのポイントを理解して、食中毒の発生を防止しましょう!