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2023.07.03

曇りや雨でも熱中症に注意!

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昨夜から続く断続的な大雨により、県内各地に大雨警報や雷・洪水警報などが発令中で、危険で不安な状況が続いています。気象庁の最新の天気予報によりますと、大雨のピークは今夜までで一旦終了し、明日は「曇り一昼前から晴れ、所により昼過ぎから雨で雷を伴う」となっているようです。

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明日は、日中の最高気温が33度と真夏日になっている上に、湿度も80~90%と高く、じめじめとした蒸し暑い1日になる予想ですが、晴天の日はもちろん、日差しがなくてもこんな日は、

気温や湿度の高い時は体内の熱が外に逃げにくいため、

熱中症が発生しやすくなります

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熱中症は高温多湿の中に長時間いて体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもり、さまざまな体調不良を起こします。

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熊本市消防局によると、発症する半数の人が65歳以上の高齢者で、高齢者は若い人よりも体内の水分量が少なく、さらに暑さや喉の渇きを感じにくく、体温調整機能も低下しているため、体内に熱がこもりやすく体へのダメージも大きく、高齢者の方は特に注意が必要です。

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発症する人の半数が65歳以上!室内で何もしなくても要注意

熱中症にかかる要因には、気温と湿度が高い環境で水分補給ができていないことにあります。屋外での作業や運動、買い物中など、さまざまなところで起きますが、室内で何もしていなくても多く発生しています。

データでは約4割近くが住居で発症していて、閉め切った部屋やエアコンをつけてない部屋などで多く発生しています。他にもその日の体調や基礎疾患なども関係してきます。

昨年の、人口10万人当たりの熱中症による救急搬送人数は、熊本県全体で89.4人で、全国4位でした!

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熱中症にはめまい等の軽症、倦怠感や嘔吐等の中等症、意識障害等の重症まで様々な症状がありますが、何と言っても、予防が一番大切です!以下の対策と予防法についての資料をぜひご参照ください。

(⇩環境省HPより)

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熱中症は予防が大切!高齢者には声掛けを

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繰り返しますが、大切なのは【予防】です。

予防としては、何と言っても高温多湿を避けることです。環境省の資料のを参考に、屋外の場合は日陰を歩いたり、日傘や帽子の着用、通気性の良い服装、そして適宜に涼しい所で休息を取って無理をしないこと。

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自宅などの屋内は、風通しの良い窓の工夫や強い日差しをさけるなど早めの対策をしておくことをお勧めします。暑い日は我慢せずにエアコンや扇風機など空調設備を利用して温度調節をしましょう。

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そして水分補給はこまめに計画的に。特に高齢者は、のどが渇く前に時間を決めたりして計画的に補給するのをお勧めします。起床時、入浴の前後にも水分を補給しましょう。

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予防や対策は本人の体調によって行っていきましょう。持病がある方などは医師などに相談して進めてください。

高齢者の場合は周りのサポートが重要となります。普段から気を配って、エアコンなどを使った温度調節や水分補給の勧めなど、こまめに声掛けをしてください。

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またマスク着用でのリスクも高まります。屋外ではマスクを外すなど、感染対策をしながらもみんなで熱中症を予防して、暑い夏を乗り越えていきましょう!