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2024.04.02

【知ってる?】在宅看護と訪問看護の違いとメリット・デメリット

一般的に在宅看護は、病気や障がいを持つ方が住み慣れた自宅で療養を続けられるように看護を行うことを指します。

療養中の利用者さんがいる居宅(老人ホームやグループホーム等も含む)に医療従事者(看護師、理学療法士、保健師など)が訪問して、看護を行うことを指します。

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どちらも療養者が自分らしい充実した生活を送れるように支援する点においては同じだと言えますが、訪問看護は利用者さんやそのご家族が希望して利用する「サービス」の一つです🌷

訪問看護はあくまでも患者様の『療養』に関する業務を行うため、掃除や洗濯などはサービスに含まれないことに注意しましょう☝️

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①自宅で療養するために生活の質が向上する

②ストレスを削減することができる

 症状や病気の進行具合によって、食事内容が決められてしまったり、行動が制限されてしまうため、自分が「こうしたい」「こうありたい」と考えていても実現するのが困難なケースが多くあります。

在宅医療であれば自分の好きなスタイルで生活することができるため、ストレスが削減でき、患者の治療効果をあげる可能性が高くなります。

③通院に対する家族の負担を削減できる

持病や症状の程度によっては通院が困難な場合があります。しかし訪問看護であれば専門スタッフが自宅へやってきてくれるため、通院の必要がなくなることから利用者の負担を大幅に減らせます。

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①常に医師や看護師がいないという不安がある

 在宅医療では緊急時の対応に時間がかかってしまうことや、家族や患者がすぐに対処することが出来ないことに関して不安に感じてしまうことはデメリットと言えるでしょう。

②家族の負担が重い

 医療サービスは受けられても、日常生活ではご家族のサポートが不可欠です。近頃は介護する家族が介護疲れによる「介護うつ」を発症するなど社会問題となっています。

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①自宅にて療養・治療ができる

②患者様に合わせた専門職による医療サービスが受けられる

③通院に対する家族の負担を削減できる

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①治療・医療サービスに限界がある

 自宅での診療のため、高度な医療機器などを用いる医療行為は望めません。

②家族の負担が重い

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医師や訪問看護師の不足

 医師・訪問看護師等、ニーズに対して人手が不足している現状があります。

在宅位料提供の地域格差

 都市部と地方での医療サービスの充実度や提供方法が異なり、地域によっては適切な医療サービスを受けられない現状があります。

多職種の連携が確立されていない

 在宅医療では、看護師だけでなく医師や介護士、理学療法士、保健師、薬剤師などの多くの専門職が連携して提供されるのが理想です、

しかし、現状ではまだ職種間の情報共有や協力体制が不十分なケースがあります。

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在宅看護・訪問看護について、改めてその重要性やメリット・デメリットを解説しました✨

自宅で療養したいと考えている方は多く、特に終末期の方などであれば、延命治療を行わずに自宅で最後を迎えたいと在宅医療を選択されるケースもあります。

在宅医療に限らず医療にはメリット・デメリットが存在しますが、どの医療を受けるか選択をする場合には、どちらもしっかりと検討し総合的に判断する必要があります🌷

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