2024.03.28
【詳しく解説!】訪問看護を利用するまでの流れ
保険制度によって、訪問看護のサービス開始までの流れが異なります。
今回は『介護保険』『医療保険』それぞれでサービスを利用するまでの流れを解説していきます💡
.
介護保険の対象となる場合
介護保険サービスを利用しようとする場合は、あらかじめ介護保険の申請手続きを行い、要介護認定を受ける必要があります!
通常は申請から1ヶ月以内に認定結果が通知されます。早い段階から病院のソーシャルワーカーやお近くのケアマネージャーなどに介護保険についてご相談することをオススメします☺️
もちろんサンサンケアへのご相談も大歓迎です👏
.
1. 要介護認定の申請
市区町村の介護保険窓口や地域包括支援センターに、所定の書類を記入の上、提出します。
要介護認定の申請は、居宅介護支援事業所のケアマネージャーや医療機関のソーシャルワーカーなどに代行してもらうことができます。
.
2. 認定調査
申請書類の提出後、認定調査員がご自宅を訪問し本人や家族から聞き取りを行います。
その後、主治医から主治医意見書が提出されます。
この意見書は要介護認定で必要になります。
.
3. 要介護認定結果の通知
要介護度が決定されたあと、要介護度認定の通知書が郵送で届きます。
.
4. 訪問看護指示書の発行
本人・家族が、主治医に訪問看護を依頼し、医師が必要であると認めれば主治医から『訪問看護指示書』が発行されます。
.
5. 訪問看護利用開始
ケアマネージャーが作成したケアプランに基づき、訪問看護を実施します。
.
.
医療保険の場合
医療保険が使える方や自費の訪問看護を利用する場合は、まず最初に主治医やお近くの訪問看護事業所へご相談ください。
.
1. 訪問看護指示書の発行
本人・家族が主治医に訪問看護を依頼し、医師が必要であると認めれば、主治医から『訪問看護指示書』が発行されます。
.
2. 訪問看護ステーションの選定、利用契約を締結する
ご自身にあった訪問看護ステーションや介護サービス事業所を選び、利用契約を結びます。
.
3. 訪問看護利用開始
主治医より訪問看護指示書の発行を受けて、訪問看護計画に基づいて訪問看護を実施します。
.
.
介護保険と医療保険は自由に選べる?
介護保険と医療保険の両方をお持ちの場合は、原則介護保険が優先され、基本的に介護保険と医療保険の併用はできません。
それぞれの保険の利用条件は↓の記事でまとめていますのでぜひご覧ください☺️
.
.
今回は訪問看護を利用するまでの流れをご紹介しました💡
訪問看護は、自宅療養している患者さんだけでなくご家族の負担も軽減できるサービスです!
必要なサポートを受けながら療養できるよう、訪問看護を利用するための流れをしっかりと理解しておきましょう🌷
.