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2023.07.28

土用丑の日

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今年の土用の丑の日は7月30日(日曜日)です。毎年この時期にうなぎを食べることを楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

さて、よく聞き、目にすることも多い「土用丑の日」ですが、土用って何だろう?丑の日って何だろう?なぜうなぎ?と、少し気になったので、調べてみました。

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「土用」って?

年に4回訪れる、立春・立夏・立秋・立冬の直前の、季節の変わり目の約18日間のことで、それぞれ「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」とも呼ばれています。

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「丑の日」って?

十二支は年にもありますが、1日にもあり、日にちを十二支で数えたとき、丑に該当する日のことです。 なので、丑の日は12日周期で訪れます。

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「土用丑の日」って?

夏の土用の期間にある丑の日のことを指し、「土用の丑」や「土用丑」とも呼ばれています。日本では夏の暑さに対する滋養強壮としてうなぎを食すという習慣があることで知られていますが、なぜ”うなぎ”なのでしょう?

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「土用丑の日=うなぎ」なぜ?

調べてみたところ、諸説あるようです!

●夏バテ防止説
うなぎにはビタミンA群とB群が豊富に含まれ、疲労回復効果や食欲増進効果があるため、夏を乗り切るために食べられるようになったという、「夏バテ防止説」。

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●平賀源内説

平賀源内という江戸時代の学者が、売り上げ不振の鰻屋に「本日土用の丑の日」と張り紙をするようアドバイスし、見事繁盛させたという「平賀源内説」。

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その他にも、うなぎ屋「春木屋善兵衛」が、丑の日に焼いたうなぎだけが悪くなっていなかったことから、丑の日にうなぎを食べる風習が生まれたという「春木屋善兵衛説」もありました。

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うなぎは栄養豊富!

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日本栄養検定協会によると、

① たんぱく質が豊富・・・うなぎのかば焼きには、100gあたり23gのたんぱく質が含まれ、うなぎ100gだけで1日あたりの必要量の3分の1以上をとることができます。

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② 脂質が豊富・・・うなぎには、EPAやDHAなどのn-3系多価不飽和脂肪酸が豊富に含まれていて、脳や神経系の発達に欠かせない栄養素を摂ることができます。

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③ 鉄、亜鉛、ヨウ素などのミネラルが豊富・・・鉄は、全身に酸素を運び、亜鉛は、味覚の維持に欠かせず、ヨウ素は、不足すると甲状腺機能が低下します。

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④ ビタミンA、ビタミンE、ビタミンB1、B2、B6、B12などのビタミンが豊富・・・目や皮膚、粘膜の健康の維持、抗酸化力、エネルギー代謝などに効果的。

(出典:日本栄養検定協会HPより)

https://eiyokentei.or.jp/

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少し長くなりましたが、うなぎには、たくさんの栄養素が含まれていて、日本の夏の暑さに対する滋養強壮にもってこいの食材ということが分かりました!

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今年の猛暑を元気に乗り切るために、昔の人に倣って、今週末は「土用丑の日にうなぎ」を食べてみられてはいかがでしょうか?